今回ご紹介するのは桜の花でも梅の花でも菜の花でもありません。ここで見られるのはズバリ水の花!まるで花びらが舞い散るような姿から『花乱の滝』と呼ばれるようになった癒しスポットをご紹介します!
交通アクセス、駐車場
花乱の滝は登山口近くにあります。バスも通っておりますが、車のほうが林道を通りますので道には注意してお出かけください。
福岡から車で佐賀方向へ263号線を進み、曲渕トンネル手前を左折し、100メートル程進んだところでまた左折し進んだ林道にあり、行き止まりとなっています。左折するポイントは、下の写真参照。
駐車場は車2台程止められるスペースがあり、Uターンが出来ます。道は細く、離合する場所は殆どありません。軽自動車がオススメです。
福岡市早良区で自然と触れ合える
花乱の滝は福岡市早良区に位置する金山の麓にある滝です。ちょうど佐賀県と福岡県の間ですね。早良地区は福岡市で最も広い地区とあってその観光名所も多岐に渡っております。福岡タワーや福岡博物館のあるシーサイドもちエリア、活気あふれる商店街がある西新・藤崎エリア、そして花乱の滝をはじめ、四季折々の自然が楽しめる南部エリアです。南部エリアは登山が趣味の方には有名ですが、中々訪れる機会が少ないのではないでしょうか?仕事や都会の喧騒に疲れたそこのアナタ!本格的な登山でなくても気軽に自然を楽しめる場所が早良地区には沢山あります。少し足を延ばしてリフレッシュしに行きませんか?
花乱の滝の由来
さて、先ほど花乱の滝の名前の由来は「花びらが舞うように美しい」からと説明しましたが、実はもう一つ説があって、それは「火乱と呼ばれる山伏がこの滝で修行をした」からというもの。滝の高さは約15メートル。この綺麗な水なら打たれてもいいかも?と思えるほど澄んだ水です。でも夏場に行っても涼しいと感じるこの場所ですから、滝行をするには、かなり寒かったのではないでしょうか。ちなみに現在も滝行をする方がいらっしゃるとか!皆さんすごい精神力です…。
この花乱の滝は『筑前国続風土記』の中で筑前国の最も美しい滝だと記されています。古くから有名だったのですね。流れ落ちた滝の水は清流となり、曲淵川に注ぎ込まれます。滝幅は狭いものの、細長く水の道を垂らしながら白い飛沫を上げる姿はまさに花のよう。観光客が少ないのもオススメポイントの一つです。幻想的で静かな自然に囲まれながらマイナスイオンを全身で感じましょう!
マイナスイオンに癒されよう!
さて、よく滝を見に行くと「マイナスイオンに癒されよう!」と言ったり言われたりしますね。でも結局マイナスイオンとは何なのでしょう?調べてみるとマイナスイオンとはマイナスの電気を帯びた分子の集合体のことだそうです。だから何だと言われそうですが専門家ではないのでお手柔らかに。私達人間は、ストレスなどを受けて活性酸素が血液の中で増え始めると、血液が酸性化してドロドロになるのですが、どうやらマイナスイオンは血液を浄化したうえ、酸性化している血液を弱アルカリ性に戻し、サラサラにしてくれる働きがあるそうです!(すごい!)と、いうことは…滝は目で見てその美しさに癒され、せせらぎの音を聴いて癒され、さらにマイナスイオンを浴びて体の中から癒される、究極の癒しスポットだったのですね!これは春のお出かけに花乱の滝へ行きましょう!
また早良地区には坊主ケ滝や野河内渓谷、近代水道百選に選定された曲渕ダムなど、自然を楽しめる場所がたくさんあります。植物も生き物も息づく季節、ぜひ春の季節を全身で感じてみましょう!良いリフレッシュになるかもしれませんよ。
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